2月3日の日本経済新聞に公的年金の積立金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の2023年の運用収益が34兆円強のプラスとなり、過去最高を更新したとの記事が出ていました。

公的年金の財源である年金積立金が増えることはとても喜ばしいことです。

年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は、現役世代が納めた保険料のうち年金の支払いに充てられた金額の残りの金額を運用して増やしていくことが役割です。

すなわち、運用のプロフェッショナル集団です。

世界最大級の機関投資家とも言われています。

したがって、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用手法は、資産運用の際のお手本として参考にされることも多いです。

年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用手法は、長期分散投資です。

運用する資産を国内債券、外国債券、国内株式、外国株式に均等(25%)に振り分けて、時間の経過により運用資産の配分比率にかい離が生じた場合には、運用資産の配分比率が均等(25%)になるように、調整(リバランス)を行います。

長期視点で資産運用を考えている方は、ぜひ参考にしていただきたい運用手法です。