10月17日に東京都社会保険労務士会の中央統括支部の勤務部会が主催した情報交換会で、「社労士資格とFP資格の親和性」とテーマでお話させていただきました。
勤務部会とは、社労士資格を保有している方のうち、法人に勤務している方たちの集まりで、当日は約50名の会員の方が参加されました。
冒頭、直前まで勤務していた日本FP協会の紹介をさせていただき、その後に自分がFP資格を補強する目的で社労士資格を取得した経緯などをお話しさせていただきました。
ファイナンシャル・プランニングの基本ツールであるキャッシュフロー表の説明しました。
漠然とした将来の不安を解消したり、漠然とした不安を課題に変えることができるのが、キャッシュフロー表です。
老後の生活に対して公的年金に関する説明は社会保険労務士の領域ですが、実際にもらえる年金で生活できるのかということは、キャッシュフロー表を用いたファイナンシャル・プランナーの領域になると思います。
最後に私が社会保険労務士として中小企業のサポートをさせていただく上で、以下のような従業員に対してキャッシュフロー表を用いたファイナンシャル・プランニングを活用できることをお話しさせていただきました。
- 60歳以降の継続雇用で給与収入がダウンする従業員
- 社会保険保険の適用拡大で収入減となるパート職員
私にとって初めての講演でしたが、楽しく講演させていただくことができました。
中央統括支部の勤務部会の皆さま、ご清聴ありがとうございました。