昨年の10月から東京都社会保険労務士会が主催している「社労士110番」の相談員を担当させていただいております。

当番の日は3名の社会保険労務士で電話を受けますが、10時の開始と同時に、電話が鳴り始め、1つの電話相談が終了すると休む間もなく、次の電話を受けるという状況が終日続きます。

受けた電話の内容を記録することになっていますが、記録する暇がないという状況です。

それだけ、世間では社会保険労務士が扱う分野において、問い合わせのニーズがあるということだと思います。

相談内容も日によって異なる気がします。

10月~12月の当番の日には、「年収の壁」支援パッケージが公表されたことも影響したのか、健康保険や厚生年金保険の扶養の範囲に関する問い合わせが多かったような気がします。

今年の1月の当番の日には、健康保険の傷病手当金に関する問い合わせが多かったという印象があります。

私は年金に関する問い合わせが多いのではないかと推測していましたので、実際に担当してみて意外な印象を受けました。

少し古いですが、東京都社会保険労務士会が公表している令和2年4月~9月の実施内容等においても、健康保険に関すると問い合わせが多いことから、健康保険に関する問い合わせは恒常的に多いようです。