先進的窓リノベーション事業を利用して、自宅の窓にペアガラスの内窓を設置しました。
具体的には、既存の窓ガラスの内側にペアガラスの内窓を設置する工事を、家内全室の窓で実施し、合計で約116万円の工事費がかかりましたが、約60万円が補助金として振り込まれましたので、差し引き約56万円で家内全室にペアガラスの内窓を設置することができました。
通常の費用の約半額で、窓の断熱性能を高めることができる先進的窓リノベーション事業はかなりお得だと思います。
今年度の窓リノベ事業は本稿執筆時点でそろそろ受付を終了しそうですが、来年度も同様の事業を継続するようですので、窓の断熱性能を高めたいご家庭はぜひこの機会に先進的窓リノベーション事業を利用してみてはいかがでしょうか。
先進的窓リノベーション事業は、「住宅省エネ2024キャンペーン(「後継キャンペーン」)」として、一体的に実施することが予定(2024年3月以降の受付開始予定)されていますので、お見逃しのないように。
先進的窓リノベーション事業とは
この先進的窓リノベ事業は、経済産業省と環境省が実施している事業です。
既存住宅における熱損失が大きい窓の断熱性能を高めることにより、エネルギー価格高騰への対応(冷暖房費負担の軽減)や、2030年度の家庭部門からのCO2排出量約7割削減(2013年度比)への貢献、2050年ストック平均でZEH基準の水準の省エネルギー性能の確保への貢献を目的とする事業です。
実施する補助対象工事の内容に応じて定額(一戸当たり、5万円から最大200万円まで補助)が補助されます。
出典:先進的窓リノベ事業の専用サイト