107歳まで生きた彫刻家の平櫛田中(1872年~1979年)が残した言葉に「六十七十は はなたれこぞう。おとこざかりは 百から百から」というものがあります。
ちなみに平櫛田中は亡くなる時点では長寿日本一だったそうです。
また、百歳のときに30年分の仕事の材料を買い込んでいたという逸話も残っています。
平櫛田中は次のような言葉も残しています。
「実践実践また実践 挑戦挑戦また挑戦 修練修練また修練 やってやれないことはない やらずにできるわけがない 今やらずしていつできる わしがやらねばだれがやる 」
人生100年時代を迎えた今、我々も「おとこざかりになる百歳」を目指して頑張りたいものです。
「致知」という人間学を学ぶ月刊誌には、次の言葉が紹介されていました。
七十才にてお迎えがあるときは 今留守と言え 八十才にてお迎えがあるときは まだ早いと言え 九十才にてお迎えがあるときは そう急がずともよいと言え 百才にてお迎えがあるときは 時機を見てこちらからボツボツ行くと言え (永平寺古跡館所蔵の書より)